私がワインを飲む理由・なぜワインが好きになったか❓ Vol.3

ワイン

皆様、ごきげんよう。

普段ワインを飲むようになってから2年近く経った頃はワイン好きの友人と食事に
出かけたり家でワイン会のような事をよくやっていました。
ワインは一人で飲むより一緒に楽しむ人がいる方が美味しいです。

数種類のワインを用意してブラインドでテイスティングしてみたり、このワインには
どのお料理が美味しいか?などお互い意見交換することが多かったです。
ブラインドテイスティングでは自分が用意したワインと友人が持ち込んでくれたワイン
もあったりで、これはとても勉強になりました。

自分がよく飲んでいるタイプのものは大体判るのですが、スペインの赤ワインやイタリア
のワインは「色が違うかなぁ」くらいの認識しか出来ず・・・、
ワインの世界は広くて、今の自分はちょっとワインを齧っただけ、ということを毎回のように
感じさせられました。
それに皆、相当に詳しいのです。私がワイン雑誌で得た知識どころじゃありません。

💡ワインを深く理解したいなら、もっとワインの冒険の旅の範囲を広げなければ‼
 と思いました。

ある時、友人の一人がかなり分厚い( ;∀;)枕にもならないような本を持ってきてくれ、
「これに詳しく書いてある」と言うので見ると日本ソムリエ協会のソムリエ教本でした。
ちらっとページをめくると最初の方にはワインと関係ないような事を書いてる・・
で、ワインの歴史のような解説とか風土や気候がどうとか↓

正直ひるみました。ソムリエさんってこの本1冊勉強して試験を受けるんだって。
私は趣味の延長なのだから”(-“”-)”と、しばらくは本棚に飾っていたのですが私の知識を
雑学からもっと正当なものに、と有り難くプレゼントしてくれた教本ですので毎晩少しずつ
読み始めたのでした。
飲みながら🍷だったのですぐ眠くなり全く頭に入りませんでしたが。

でも、少しずつ読み進めていくと知らなかったことが多すぎて発見の連続だったように
思います。ワインを造る伝統国はフランスだけではないということを知り、違う国の
ワインにも興味が湧いてきました。


ワインのある暮らしは私の場合、日常のONとOFFを切り替える穏やかで充実した時間でしたし、
心ときめかす華やかな時間でもありました。これまで多くの銘柄を飲みましたがそれぞれ
キャラクターが違い、造り手のスタイルにより同じ葡萄品種でもワインが持つ個性は違ってくる。
同じようで同じではない。
 
   決して一筋縄ではなく、バラエティーに富んだこの奥深い飲み物に
   私の自由時間を勉強にあてるのもアリかな💡・・・と。

   ゆっくりでもいいから「資格」を目指そうと決めました。

Sommelier試験に合格して仕事をしていた頃は目の前のワインを検証するというような
上から目線的な気持ちが多少あったと思います。勿論ワインを選定する時は真剣ですが
長くワインと向き合っていますと、その向き合い方にも変化が出てきました。
おかしな表現かもしれませんが、ワインは最初は遠慮がちに、でも、徐々に自分の個性を
アピールしてきます。

仕事を離れてもやはりワインを飲み続けているのは、そんな時間が自分を満たし豊かにして
くれるからです。
新しい個性を求めてある意味ずっとワインの冒険の旅を続けているといえます。
これからもずっとこの時間が私に幸せをもたらしてくれるでしょうし、ワインという飲み物に
出会ったことはかけがえのないものだったと思っています。
                                  end/

最後までお読みくださり有難うございます。
また次の記事でお目にかかれますよう。

私がワインを飲む理由・なぜワインが好きになったか❓ Vol.2

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