皆様、ごきげんよう。
ワインを楽しむためにはワインの個性を見極めるための確かな臭覚、味覚、感覚が
必要です。
ワインを楽しむ 初心者向けガイド🖊
臭覚、味覚はその通りの意味ですが、感覚(感じ方)というのは人によって違います。
これは難しい所でもあるのですが、感覚が鈍るとワインの持つポテンシャルを十分に
感じ取ることが出来ません。
ワインの香り、味わい、余韻を自身の一定した感覚で捉え、そのうえで比較できるように
なることが大事です。
ワインの知識レベルを今より上げたいと思うなら、最初の一口めは「テイスティング」
の意識を持ち、そのあとはゆっくりお料理と共に愉しめば良いのです。
この方法を繰り返し実践していると、瞬時にワインの概要を掴むことが出来るようになります。
「ワインを深く味わいたい」「本気でワインが解りたい」という方、是非やってみて下さい。
そして、この時ばかりはグラスの中のワインに集中して下さい。
感覚(5感?)を研ぎ澄ますというか、そこだけに集中するというか・・・
レベルアップしたいなら、この一瞬だけは絶対です。
★ソムリエがワインをどうテイスティングしているか、を知りたい方は
別記事にまとめていますのでそちらを参考になさってください。
Wine Tasting🍷 正しいやり方で必ず上達! // vin rouge
Wine Tasting🥂正しいやり方で必ず上達! // vin blanc
さて、ワインを楽しむ際に欠かせないのが、「香り」、「味わい」、そして「余韻」の
3つの要素です。
これらを理解することで、ワインの魅力をさらに深く味わうことができます。
本記事では、初心者でもわかりやすいように、それぞれの要素について詳しく解説します。
ワインの香りとは?
香りはワインの個性を象徴する重要な要素です。ワインの香りは、ブドウの品種や醸造方法、
熟成過程によって異なります。主に以下のような香りに分類されます。
- 一次アロマ:ブドウそのものから来る香り。例えば、柑橘系やベリー系の果実の香り。
- 二次アロマ:発酵や醸造過程で生じる香り。例えば、パンのような酵母の香りやバターの
ような乳製品の香り。 - 三次アロマ:熟成によって生じる香り。例えば、ナッツやトリュフ、スパイスの香り。
香りを楽しむためには、グラスを回してワインを空気に触れさせる「スワリング」を試して
みましょう。これにより、香りがより引き立ちます。
ワインの味わいとは?
味わいは、実際に口に含んだときに感じる印象のことを指します。ワインの味わいは、
以下の5つの基本要素によって構成されます:
- 甘み:主に残糖分によって決まります。甘口から辛口まで幅広いバリエーションが
あります。 - 酸味:ワインのフレッシュさや爽快感を与える要素です。特に白ワインで顕著です。
- 渋み(タンニン):赤ワインに多く含まれる渋味成分で、口の中が引き締まる感覚が
あります。 - アルコール感:ワインのボディや温かさを感じさせる要素です。
- 旨味:特に熟成ワインで感じられる奥深い味わい。
口の中で、味わいがどのように変化するかを意識することで、ワインの複雑さを楽しむことが
できます。
ワインの余韻とは?
余韻とは、ワインを飲み込んだ後に残る香りや味わいの持続時間のことを指します。
余韻が長いワインは「エレガントな」と表現され、高品質なワインの特徴とされています。
- 短い余韻:フレッシュで軽やかなワインに多い。
- 長い余韻:熟成したワインやフルボディのワインに多い。
余韻の長さだけでなく、どのような香りや味わいが残るかを楽しむのも重要です。
例えば、果実の香りが続く場合や、スパイスや木樽のニュアンスが感じられる場合があります。
香り、味わい、余韻を楽しむコツ
- 正しいグラスを選ぶ:香りを最大限に楽しむために、ワインの種類に合ったグラスを
使用しましょう。 - 適切な温度で提供:ワインの香りや味わいは温度によって大きく変化します。
美味しく飲める温度があります。 - 観察とメモ:飲んだワインの印象を記録することで、自分の好みをより深く理解できます。
まとめ
ワインの香り、味わい、余韻を理解することで、より豊かなワイン体験が可能になります。
初心者でも簡単に実践できるポイントを押さえながら、ぜひ自分だけのワインの楽しみ方を
見つけてみてください。
最後までお読みくださり有難うございます。
また、次回の記事で。
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