皆様、ごきげんよう。
気が付けばこのところフランスワインから遠ざかっていた。
夏から秋にかけて、お手頃価格のチリワイン、カリフォルニアのワインを愉しんだが
季節が変わり、今が旬の美味しい食材に合わせてリッチな味わいのワインを飲みたく
なった。
ムルソーは、フランス・ブルゴーニュ地方のコート・ド・ボーヌ地区にある村名でもあり、
この地名を冠したワインは世界的に有名な白ワインとして知られています。
リッチな味わいや複雑な香り、そして卓越したバランスによって、多くのワイン愛好家や
ムリエに愛されています。
原料葡萄品種はシャルドネでシャブリと同じですがスタイルは全く異なります。
ムルソーを作る地区はシャブリと同じ石灰岩の土壌ですが、同時に粘土質でもあるので
この土壌がワインに重厚さを与えます。
シャルドネという品種自体それほど個性を持たず、畑の環境や作り手のスタイルの影響を
受けるので世界中のシャルドネワインは実に様々なタイプがあります。
合わせるお料理でお薦めなのは、コクのあるソースのお魚料理や貝類、クリームソース系、
バターソース系のディッシュです。
香ばしく焼き上げた鶏肉料理にも合います。
このワイン自体、良く熟した果実の香りやバターやナッツの香り、そしてブリオッシュのような
香ばしいパンの香りもあり、木樽に由来するヴァニラの香りなど香りの成分が非常に豊富で
複雑です。
そして余韻も比較的長いといえます。
ちょっとした特別な日、に奮発して飲みたいワインの一つです。
クリスマスイベントにワインがまだ決まっていない・・・という方、是非ムルソーを
お試しください。
最後までお読みくださり有難うございます。
私がワインを飲む理由・なぜワインが好きになったか❓ Vol.3
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