Sommelierがやってるみたいにワインをテイスティングしてみたい・・テイスティングのスキルをアップしたい方へアドバイス
皆様、初めまして。
J.S.A.Senior Sommelier anisetteと申します。
「ワインのテイスティングってどうやればいいんだろう?」って思っていらっしゃるwineloverの皆様に、例えばソムリエが1本のワインを前に、それがお店のリストにふさわしいかどうか?を判断する際ワインのどんなところを見極めているのか、についてその方法を解説いたします。
・まず最初にグラスは無職透明のワイングラスを
選んでください
・国際規格のグラスでなくても飲み口が多窄まっ
ている形状のもの
・次にワインの温度ですがこれはボトルの裏ラベ
ルに飲み頃温度など書かれている場合が多いの
でそちらを参考に。
★テイスティングは回を重ねるごとに必ず上達します。それと、これは私の持論ですが頭で考えるものではありません。感覚で捉えてください。
では、始めましょう。
① まず色調を見ます。健全なワインは輝く。ぼんやりと曇っていたり靄っとした感じのものは
品質上問題のある可能性があります。艶があり透明感のあるものが健康なワインと言えます。
*葡萄の品種によって色の濃い・薄いや透明度に多少の違いはあります。
② 次にグラスを回さないまま香りを利く。この状態だとやや香りの成分が閉じている場合が
多い。
グラスを回して(外から内へ)空気に触れさせもう一度香りをみる。スワリング
(グラスを回すこと)によりワインの中の複雑な香りが開かれる。
③ 赤なら果実の香り、スパイスの香り、ハーブの香り、木(又は樽)の香り、土っぽい香り
などが感じられると思います。
④ 味わいについてですが、ワインを口に含むと果実味や酸味、渋味、アルコール分などを
感じます。
どの味わいが多いか、またどの成分が勝っているのかによりそのワインの印象が違って
きます。
赤ワインなら味わいにボリュームのあるものは「フル・ボディ」とか「豊潤=芳醇」であると
表現され、飲み込んだ後の余韻が長ければ「エレガントな」ワインであると表現されます。
このボリューム感はアルコール分やタンニン(渋み)の触覚的な感覚が主で味覚面からの
ワインの味わいは、まず酸味とのバランスがポイントです。
ソムリエはこのようにワインをテイスティングしています。
お店にリストアップするワインを選定するときは全神経を舌に集中させこの作業はかなり疲弊します。
ワインテイスティング、まず自分の感覚で捉えてください。
最初は「う~ん、難しいな」と思われるかもしれませんがこれは回数です!
4.5回やれば感覚的につかめてきます。解ればもっと楽しくなります。
赤ワインを表現するための言葉(単語)も数多くあります。
試飲する前のグラスに注がれた状態での見た目、実際口に含んだ時の第一印象、飲み込んだ後の
余韻・・・など、中には実際良く解らない表現もあったりします。(ワイン教本などに記載されてる)
ワインについて表現する言葉には、一定の法則があります。
よく使われる表現方法については次回、また。
スキルアップのコツ(*重要)
🍷 最初は同じ生産地のワインを比較テイスティングすることがスキルアップに
繋がります。たとえばフランス・ボルドー地方の赤ワインですと混醸比率こそ
違うものの、原料葡萄品種は決まっており生産者(シャトー又はメーカー)に
より個性の違いを打ち出しているからです。
出来ましたら一度に複数本抜栓して味わいの違いを解ることが大事です。
そうすることでその地方の特性を捉えることが出来るようになります。
ワインテイスティングの基礎//白ワイン🥂 押さえておくべきポイント!
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