皆様、こんにちは。
私は次第にワインを飲むだけでなく、もっ深く知りたいと思うようになり、書店で
ワイン雑誌や有名なSommelierさんが書いた味わい方の本など購入し、趣味の延長として
知識を深めていきました。
ドイツワインから始まった私のワインの冒険でしたが、当時ワインを扱うショップで
幅をきかせていたのはフランスワイン・・・。ドイツワインのコーナーは売り場の隅っこで
数も少なかったです。
そんな時、お店の方に薦めれれて飲んだのが淡いピンク色のワインでした。
フランス・ロワール地方のロゼ・ダンジューなのですがその時は「赤と白の中間なんて
中途半端なワインだな」と。
でも、ほんのり甘さを感じるそのワインは初めての味で美味しかったです。
この辺りからだんだんフランスのワインに傾斜していくことになります。
乙女チックなロゼワインからボルドーの赤ワインを飲み始めました。
一番最初の「渋い、、マズい」が「柔らかい渋みを感じる、果実味も十分で美味しい」
に変わり、大人の口になってきたんだ💗と自分の味覚が成長したと感じました。
そうなるともう「フランスワイン」一辺倒で、他にもワイン生産国はたくさんあるのに
伝統国のワインじゃないと・・・みたいな思い込みも手伝って足繫くショップに通いました。
何度も何度もワイン教本などを読み返すうちに、メドック格付け級のワインの銘柄や
原料葡萄の混醸比率(これはその年によって変わりますが)味わいの特徴なども含めて
全て暗記してしまいました。
今から思うとすごいエネルギーだったと思います。というか愛読書のように
読んでいると自然と頭の中にコピーされていました。
今では随分と錆びついてしまってますが・・
覚えてしまうと書いてあることが本当なのか飲んで試したくなります。
かなり昔の事とはいえ、いずれも高級ワインですのでなにか特別な事でもないと
購入できません。
当時は「グランヴァン5種類のテイスティング」のような試飲会もあったので
そちらへ出かけて行ったりもしました。
フランスの様々な産地の色んな葡萄品種のワインを飲み、密かに「この国のワインに
ついてはかなり解ってきたなー」などと思いあがっていました。
余談ですが、好きなことに熱中していると気分も身体の調子も良かったです。
私はどちらかというと冬は寒がりで冷え性でしたが、グラス1杯のワインで身体の中から
じんわりと暖かくなり肩こりも少し解消されていったように思います。
話を戻します(‘ω’)
違いが解ってくると自分の好みのタイプが判り、自分でワインが選べるようになります。
ワインショップでもスーパーのワイン売り場でも、ラヴェルを見てある程度味の予想が
できるようになると嬉しいものです。
自分で選んだワインの味わいが予想通りだったか、あるいはちょっと違っているな、の
一口目に心トキメキます。
勿論、多少はラヴェルを読むことが必要になってきますが、フランス語でもイタリア語でも
書いていることは大体同じで単語も限られていますからそう難しいことではありません。
これは覚えるほかありません。
こうして私は自分の部屋にいてワイン片手に原産地に思いを巡らせるような空想の世界で
旅を続けていました。
最後までお読みくださり有難うございます。
次回、続きの記事でお目にかかれますよう。
私がワインを飲む理由・なぜワインを好きになったか❓ Vol.1
にほんブログ村